名作 「いとしのレイラ」パティ・ボイドとデュアン・オールマン

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「いとしのレイラ」のモデル パティ・ボイド

いとしのレイラ(原題:Layla and Other Assorted Love Songs)』
クラプトンの代表作というよりロックの代表曲といったほうがいいでしょうか「いとしのレイラ」この曲の持つエネルギー、情念はどこからきているのか?

「いとしのレイラ」
なぜこれほどまでに人を引きつける魅力があるのか?
レイラのモデルは?
そして名曲レイラでの素晴らしいスライドギターは?

名曲「いとしのレイラ」が生まれた背景を追ってみました。

レイラのモデルとなったのはジョージ・ハリスンの妻、パティ。
親友ジョージ・ハリスンとの葛藤の中でのパティの恋愛とがこの曲の題材となっています。
そして音楽的な面で、もうひとつ忘れてはならないのが、クラプトンにして最高のライバルであり友であったデュアン・オールマンというギタリストの存在です。

パティ・ボイド レイラのモデルとなった女性

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「いとしのレイラ」のモデルは当時、親友であったビートルズのジョージ・ハリスンの妻・パティボイドとの恋と葛藤から生まれた曲というのは有名です。

レイラのジャケットの絵も心の多面性を描いたイメージを受けます。
また、パティはこの後もクラプトン夫妻として招かれたポールマッカートニーのパーティでワンダフル・トゥ・ナイトの題材として、ベルボトム・ブルースの題材としても描かれています。

パティ・ボイド
ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの前妻として著名である。ハリスンの「サムシング」および「フォー・ユー・ブルー」、クラプトンの「いとしのレイラ」、「ワンダフル・トゥナイト」 や「ベル・ボトム・ブルース」といったラブソングにインスピレーションを与えたとされる。

曲:Eric Clapton, Layla

エリック・クラプトンとデュアン・オールマン

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名曲に「いとしのレイラ」を昇華させたのはスライドギター名手デュアン・オールマン
彼の存在は「いとしのレイラ」を語る上でなくてはならないものとなっています。

クラプトンが70年代の前半に結成したデレク・アンド・ドミノス
名曲で「いとしのレイラ」がそのまま邦題ではアルバム名になっています。
後世に残る名曲「いとしのレイラ」には音楽的な面で決定的な要素があります。

それは今までギターの神様と言われたクラプトンにはありえなかった、もうひとりのギタリストをフュチャーしたことでした。
「いとしのレイラ」のギターはクラプトンのほかにあのスカイドッグといわれたデュアン・オールマンをスライドギターとしてフィチャーしています。

クラプトンの最高傑作とも言われるこのアルバムは
デュアン・オールマンのギタースタイルからインスパイアされたのは間違いないでしょう。

オールマンの音楽スタイルであるアメリカ南部のサザンロックといわれる
ブルース系のロック。
オールマン・ブラザースバンドやローゥエル・ジョージ率いるリトルフィートも
スライドギターを使ったスタイルですね。

後にクラプトンはデュアン・オールマンのルーツであるアメリカ南部の音楽に浸かってゆきます。
この影響は
アフター・ミッドナイト – After Midnight
ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード – Further On Up The Road
などにあらわれています。

「いとしのレイラ」が発売されて40年近く経ってもにデュアン・オールマンの再来といわれているスライドギターの若き名手デレク・トラックスを新作のギタリストとして迎え、ツアーメンバーに選定しているクラプトンのへのデュアン・オールマン敬愛は深いものだと思います。

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デレク・トラックス

いとしのレイラではクラプトンのストラトのブラッキーとデュアン・オールマンのギブソンGSでのスライドギターの掛け合いは見ものです。

特にデュアン・オールマンのエンディングで弾かれている
24フレット以降の音が出せるスライドギターでの演奏は圧巻です。

しかし、残念な事に、デュアン・オールマンは若くして交通事故で亡くなってしまいます。
友でありライバルであったデュアン・オールマンを無くしたクラプトンの哀しみは大きかったでしょう。

クラプトンとオールマンのセッション


youtubeには当時のクラプトンとオールマンの約1時間にも及ぶセッションがアップされていました。今、聞いても素晴らしい持ち味を持ったギターを聞かせてくれます。

その後、クラプトンはオールマンの死による目標の喪失とパティとの破局などからドラッグに溺れ・低迷の時期をたどる事となります。

名曲「いとしのレイラ」の生まれた背景にはこのようなエピソードがあります。

その後に「いとしのレイラ」は「Layla」という曲名で
クラプトンが出した、アコースティック版の「アンプラグド」に収められたアレンジで収められ再びヒットしています。
実は、このアンプラグドの中には「Old Love 」という曲があります。イントロの低音のギターはレイラそのもの、歌詞の内容も「いとしのレイラ」後の視点から歌っています。

来年の2月におそらく最後の日本公演となるエリック・クラプトン
東京公演のチケットを入手しました!!
この曲「いとしのレイラ」をどこで持ってきてくれるか?

楽しみです。

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