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瞑想法でギター上達 ジョン・フルシアンテの深イイ話(≧∇≦)b
- 2015/11/5
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- コメント:2件
左手の小指がなかなか治らない、ギターが弾けない寿です。
ギターが触れない時の、何かいい練習法はないものかと考えたとき
昔、雑誌ギター・マガジンで読んだジョン・フルシアンテが瞑想法を取り入れて
メキメキギターの腕が上達したという記事をを思い出しました。
(2006年6月号)ジョン・フルシアンテ インタビューより
「瞑想の習慣によって俺の練習時間は飛躍的に充実したよ。
すべてのギタープレーヤーに推奨する。効果を肌で感じてほしいね。」
「音楽を感知する俺の能力はそれ以前よりずっと研ぎ澄まされたね・・・・お蔭で俺は10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのソロも驚くべき速さで記憶できるようになったよ」
ジョン・フルシアンテは
以前は30日ほどかかったジミヘンのソロも2~3日で記憶できるようになったらしいです。
これについては、後ほど詳しく書きます。
ジョン・フルシアンテが学んだ ヴィパッサナー瞑想法
今回紹介する本はこちら
ジョン・フルシアンテ奏法に欠かせない瞑想法
こちらはジョン・フルシアンテが学んだ ヴィパッサナー瞑想法について書かれた本
です。
ヴィパッサナー瞑想法に簡単にとりかかれるオススメ本は記事の最下段にもいくつか
載せておきます。
現代の新三大ギタリストジョン・フルジアンテ
今日はジョン・フルシアンテの瞑想法を取り入れたギターの上達・練習方法の話に
ついて書いてみたいと思います。
ジョン・フルジアンテは元レッドチリ・ペッパースのギタリストで、
ジョンメイヤー、デレク・トラックスとならんで現代の新三大ギタリストと呼ばれています。
ちなみに三大ギタリストといえば
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジですが、
ジミ・ヘンドリックスは格が違い、三大ギタリストの中には入っていないようです。
実はジョン・フルジアンテはジミ・ヘンドリックスを詳細にコピーしているギタリストなんですね。
ジョン・フルジアンテのジミ・ヘンの耳コピ
レッドチリ・ペッパースのアルバムの中にもジミ・ヘンドリックスのカバーがありますが
フルジアンテはジミ・ヘンドリックスを詳細にコピーして表現してるのが伺えます。
こちらはジミ・ヘンドリックの「Castles Made Of Sand」もちろん演奏は、ジョン・フルシアンテ
Red Hot Chili Peppers – Castles Made Of Sand
ジョン・フルシアンテの苦悩
ジョン・フルシアンテ18歳で加入したレッドチリ・ペッパース
加入後は『母乳』、『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』、『ホワッツ・ヒッツ!?』
など、数々のヒットを飛ばしましたが1992年の来日公演中に突如バンドを脱退していまいます。
フルシアンテは
脱退後、若くして半ば隠遁生活を送り、薬物中毒とうつ病に苦しんだ時期がありました。
おそらく、己の持つ力以上のものを常に出し続けないといけないプレッシャーから
薬物に頼り、精神的に病んでいったものだと思われます。
ジョン・フルシアンテと瞑想
もう、ダメかと思われたジョン・フルシアンテを救ったもの、それは瞑想との出会いでした。
瞑想の効果 ~レッチリ ジョン・フルシアンテ~
こちらは、ギターマガジンの2006年6月号のインタビュー記事からです。
半年で6枚もソロアルバムを発売、ジョン・フルシアンテ
ギターマガジンのインタビュー
ジョン・フルシアンテのインタビューからですが、
ジョン・フルシアンテは2005年に半年で6枚もソロアルバムを出しています。
半年で6枚もソロアルバム?
ってことは1ヶ月に1枚の新アルバムの発売、、、
はたしてこんな事が可能なのか?
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2006年 06月号
バックナンバーはこちら
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2006年 06月号バックナンバーもあるようです。
ギターマガジンのインタビューは続きます。
瞑想の効果 ~ジョン・フルシアンテ~
(2006年6月号)インタビュー
「瞑想の習慣によって俺の練習時間は飛躍的に充実したよ。
すべてのギタープレーヤーに推奨する。効果を肌で感じてほしいね。」
「音楽を感知する俺の能力はそれ以前よりずっと研ぎ澄まされたね・・・・お蔭で俺は10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのソロも驚くべき速さで記憶できるようになったよ」
以前なら1ヶ月かかってたとこを長くて2~3日でコピー出来るようになったらしい。
曲を聴きながら「あそこで何が起こったんだ」と思うことがヒントになりギターを弾きながら、どうして弾かれたのかを分析し結論を自分の曲作りに反映する、のだと。
ジミヘンの耳コピーにみる瞑想の効果
前述したようにフルシアンテはジミヘンのコピーをしていました。
というより、ギターの上達法としてプロになっても真剣にジミ・ヘンドリックスの耳コピー
を実施していたようです。
一流のギタリストもやはり耳コピーが最大の練習法
これは、参考になりますね。
しかし、10分間にわたる、ジミヘンのインプロビゼーション、とても長すぎ
複雑すぎて、誰もそんなものをコピーしようとは
思わないでしょう、しかも相手がジミ・ヘンドリックスなら尚の事。
しかし、フリシアンテは約1ヶ月もかけて、10分間にわたるジミ・ヘンドリックスの
アドリブのコピーを実施していたようです。
しかし、このコピーの作業が圧倒的に効率化、早くなったのは
瞑想法を取り入れてからだそうで、約1ヶ月かかっていた耳コピーを
ギタマガの記事によれば2~3日でできるようになったというから
以前の10倍以上のパフォーマンスを瞑想によって手に入れたといっていいでしょうね。
瞑想による耳コピの効率化とは?
ここからは、推測ですが
耳コピーは耳で音を聴きとり、頭の中で再生
それをギターで再現(弾く)という作業をします。
つまり
①音のインプット(耳から)
②インプットした音の再生(頭の中で)
③ギターでその音を弾く
上記の①②③の作業が必要です。
③のギターで音を弾く作業を除けば①②は精神的な活動と紐づいているのが
わかると思います。
10分間も続くジミヘンのソロを完璧にコピーするにはまず、
10分間のメロディを全部暗記しなければ弾けない事になります。
でもそれはそうでしょうね
10分間も続くジミヘンのソロを完璧にコピーするにはまず、10分間のメロディを全部暗記しなければ弾けない事になります。歌ものであれば10分の曲はなんとかでしょうが、10分にわたるインプロビゼーションですから。。。。
そして、以前30日かかっていたこの作業がわずか2~3日になったということは瞑想の力はすごいものがあるわけです。
こちらもフルシアンテの記事が
ギター・マガジン (GUITAR magazine) 2009年 2月号 | Guitar magazine2009年 05月号 |
|
まず、覚える事は不可能に近いのでは。
でも、ジョン・フルシアンテは1ヶ月かけてそれをやっていた。
ひとつ言える事は天才にしてこれだけ努力をしていたのか??
という事実ですね。
まず、僕であればやろうとしないだろうな〜
難しい・長い・覚えられない。
ここが、天才と凡人の違いかと。。。。
次に驚いた事が、1ヶ月かかっていたコピーが2〜3日でコピーできるようになったんだと。
これは10倍位以上の効率化
ジミヘンの10分のソロしかもインプロビゼーションを2〜3日で完全コピーできると言う事は、驚異的な事です。
しかも、その後、ソロを分析して自分の曲作りに取り入れている。
こちらはジミ・ヘンドリックの「Castles Made Of Sand」もちろん演奏は、ジョン・フルシアンテ
ジョン・フルシアンテは全てのギタープレイヤーに瞑想の習慣を推奨するといっています。
精神修養は音楽と非常に深いつながりがあるように思えますね。
どのような瞑想法を取り入れたかは以下のページにあるので参考にしてみました。
瞑想でギターが上達
自分の耳コピ体験ではよく耳コピする時、音を何度も聴いて音を確かめるのですが、音はとれても弾くのに時間がかかります。
これは、新しく学ぶ(コピーした)フレーズ指の動きやピッキングなどギターを弾くための身体的な修練に時間を要するのとそのフレーズをちゃんと頭の中で再現しなければ決して指だけでは弾けないという2つの能力を鍛えないと耳コピじたいが出来ないことになります。
曲が弾けるということは?
ジョン・フルシアンテ
お蔭で俺は10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのソロも驚くべき速さで記憶できるようになったよ」
ジョン・フルシアンテの言うこの「記憶」という言葉にその鍵があります。
もう一度まとめると
①表現したいものを記憶する(メロディ ハーモニー リズム ニュアンスなど)
②表現するめの身体的技術を高める(左手の指のファインがリング 右手のピッキングなど)
この2つが相まって新しい曲が弾けるようになります。
通常、②の「身体的技術を高める」これには時間がかかるので、誰もがこちらばかりに注意を図りますが、②の記憶することが非常に重要な事を忘れがちです。
全て記憶できるデジタルレコーダー的な脳の使い方
曲のニュアンスを含めて頭の中に記憶する事は、まるで脳をデジタルレコーダーのように全ての音を取り込むことのイメージを創造するとわかるとおもいます。
デジタルレコーダーですのでいつでも好きな所から再生できる。
当たり前ですが、頭(脳)をこのように使えれば1ヶ月かかってたとこをジョン・フルシアンテのように2~3日でコピーできてしまいます。
脳は、音のみでなく音から得られる映像やイメージ、色、匂いなども記憶してしまうことができます。そのような記憶をトリガーにすればいつでも細かなニュアンスも再現できるようになります。
よく、速読方で書いてあるようにパラパラと本をめくりながら見たものを文字ではなくイメージで頭の中に取り込むイメージに似ているのだと思います。
頭の中で再現できれば、あとは体にそれをやらせるだけです。
そのような頭(脳)の使い方を高めてくれるのが「瞑想」です。
ジョン・フルシアンテは全てのギタープレイヤーに瞑想の習慣を推奨するといっています。
レッドチリペッパーズのギタリスト、ジョンフルシアンテが取り入れた瞑想とは?
さっそくジョンの実践しているヴィパッサナー瞑想法を調べてみました。
ジョンフルシアンテが取り入れたギターの練習方法取り入れた瞑想法は「ヴィパッサナー瞑想法」と呼ばれるものです。
ヴィパッサナー瞑想法とは
瞑想の原理はとてもシンプルで『現在の瞬間に気づいていくこと』・・・????
ヴィパッサナー瞑想法の解説書から引用してみました
最初は歩くことから(余計なことを考えず)始めるんだけど簡単そうに見えるが実際難しそう。。本格的なものは、10日間の合宿を行い、その間完全にコミュニケーションを断ち瞑想し続けるのだそうだが・・・。ヨガブームも来てるし、心を鍛える瞑想ブームも来るかもね。
ヴィパッサナーとは「よく観る」「物事をあるがままに見る」という意味らしく物事を受け止める
ブッダの悟りもヴィパッサナー瞑想によって開かれたとの説もあります。
ヴィパッサナー瞑想
「今という瞬間に完全に注意を集中する」ということである。何をしていても「今・ここの自分」に気づいていく。この「気づき」が、ヴィパッサナー瞑想のもっとも大切な技術である(したがって、「気づきの瞑想」とも呼ばれることがある)。
このようにして自分を客観的によく観ていく実践によって、心を成長させることを目指すのである。また、特にマハシ系では、「気づき」を言葉によって確認(「ラベリング」)し、「実況中継」していくという方法がとられる。ヴィパッサナー瞑想に入る前に、「慈悲の瞑想」がサマタ瞑想として行なわれる。
ゴエンカ系ではヴィパッサナーに入る前段階として、集中力(定)を養うことを目的に、「アーナーパーナ・サティ」(安般念)と呼ばれるサマタ瞑想の一つをまず練習する。「アーナーパーナサティ」(安般念)を重視する思想はパオ系においても同じである。これら二派においては、マハシ系のような言葉による「ラベリング」は行われない。
[rakuten]hmvjapan-plus:10951203[/rakuten]座る瞑想では特に呼吸に集中することが基本となる。この点は、北伝仏教でも広く用いられる「数息観」と大きな違いはないとも言えるが、数息観とは、あくまで「アーナーパーナサティ」(安般念)の一部であって、二つを同一視することはできない。呼吸に集中することに関しては、南伝仏教の教義の枠内においても、「サマタ瞑想」と大きく区別されるわけではないという点が指摘されている[要出典]。
この「気づきの瞑想」は、必ずしも座って行なわれるだけでなく、歩く瞑想(伝統的には「経行(きんひん)」と呼ばれてきた)や、立つ瞑想、あるいは日常的な動作における瞑想などがある。
もっと詳しく学びたい方は以下の本が参考になります。
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コメント (2)
ジョンが学んだとされるヴィパッサナーは 、http://www.jp.dhamma.org/940.html?&L=12です。
以前インドで瞑想コースを受けた際にウエスタンの方たちに、たまに噂を聞いてました。
asakichi さん
情報ありがとうございます。本格的に学ばれたんですね!!